『言葉にできるは武器になる』から学ぶ考える力
言葉にできないのは、考えが深まっていないからだ。
株式会社電通のコピーライターである梅田悟司氏は語る。
『言葉にできるは武器になる』は広告業界に勤めている人だけではなく、社会を生きるすべての人に有用な本だ。
なぜ?本当に?それで?
自分の中でモヤッと出てきた言葉を3つの問いかけで解像度を上げていく。
そのひと手間、ふた手間をかけることで伝わる言葉になる。また、何より自分自身の理解へとつながる。
考えたつもりが同じことを考え続けていたり、ただ悩んでいただけだったり、そういう経験は誰しもあるだろう。
内なる言葉の語彙力を増やすために、色々な体験をして、その体験から感じた言葉を意識的に掬い上げる。
似たような言葉を自分の引き出しの中に多数持つことも語彙力の幅が広がる方法だ。
よくあるカタカナ語をそのまま使うのはナンセンスで、どういう言い換えができるか、自分の言葉でどう表せるかを大切にしたい。
日常考えている、使っている言葉というものを見つめ直す機会を意図的に作ることもおすすめだ。