yamajoe’s blog

広島でのライフスタイルを中心に、yamajoeが普段体験したこと、感じたこと、考えたことを気ままに書いていきます。

『巨大な夢を叶える方法』から学ぶ「期待」という存在

今回は、佐藤智恵訳『巨大な夢を叶える方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ』(文藝春秋,2015)から学んだことを書きます。

 

この本には、ジェフ・ベゾストム・ハンクスなど世界的に有名な12人の卒業式でのスピーチが収録されているのですが、

その中でも今回は、Twitter CEOのDick Costro(ディック・コストロ)氏がミシガン大学の卒業式で語った言葉がとても印象に残ったので、紹介したいと思います。

 

 

〝人の期待にこたえたり、期待を超えようとしたりするのが、皆さんの仕事ではありません。そもそも超えるべき「期待」も存在しません。(中略)自分がやりたいことを実現するために、チャンスをつかみ、思いきった決断をしていく。そういう生き方を選択したのならば、何が起こっても、次の一手を自分で決めることができます。〟

 

そもそも超えるべき「期待」というものはなかったのかと、自分の価値観を強く揺さぶられました。

家族や会社などのコミュニティに所属している私にとって、周囲からの評価や期待などの世間体をとても気にしてしまうのが常です。

仕事がうまくいかなくて期待にこたえられず申し訳ないという気持ちが先行してしまうことが多々あるのですが、そういう考え方自体が違うということになります。

 

第一に優先すべきことは、「自分が何をしたいのか」。それを軸に物事を判断していくことが大切だということです。

確かに、自分が責任を持って決断したことであれば、他人のせいには出来ず、自らの努力次第で結果が変わってきます。

 

自分の人生を自らの判断で生きているかを問い直すエピソードでした。